[間違えやすい問題]もしもし検定 2025年6月2級 #2☆
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会から
6月2級の正答率が低かった問題が2問、公開されました。
是非、試験対策、学習にお役立てください☆
【2問目】
生成AIの活用における「プロンプトエンジニアリング」の説明として、
正しいものはどれですか。次の中から1つ選びなさい。
1.AIの種類や仕組みを変更して、回答の傾向を調整する手法
2.利用者が入力する質問文をそのまま処理し、出力を受け取る手法
3.生成された回答を後から抽出し、最適なものを選び出す手法
4.AIが適切な回答を生成できるように、質問文を組み立てる手法
正解です。
【正解】4
【解説】
「プロンプトエンジニアリング」とは、
生成AIに対して求める情報や意図を正確に伝えるため、
入力する文章(プロンプト)を工夫して最適な形に整える技法です。
これにより、生成AIは
より意図に沿った正確な回答を生成するということが可能になります。
例えば、「メールの文章を書いて」というよりは、
「あなたは人事部の担当者です。新規採用候補者に対して、
面接の日程調整をするフォーマルなメールを作成してください。
メールには自己紹介、
面接の目的、
具体的な日時・場所、
問合せ先の情報を含め、
丁寧で明確な文体で書いてください。」
というように、背景や必要な要素を明示することで、
生成AIは意図に沿った適切なメール文章を生成できるようになります。
1.AIの種類や仕組みを変更する手法ではありません。
2.入力文をそのまま処理するだけで、最適化を行う点が欠けています。
3.生成された回答の後処理(フィルタリング)を示しており、
プロンプトの最適化とは直接関係がありません。
4.正しい記述です。
従って、正解は4.です。