[間違えやすい問題] もしもし検定 2021年10月1級

10月のもしもし検定受験、おつかれさまでした。

もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会より、
10月1級の正答率が低かった問題2問が公開されています。
1級を受験された方は、ぜひ答え合わせをおこなってみてください!

[電話]

「よろしかったでしょうか?」という表現について書かれている下記の記述のうち、誤った記述はいくつありますか。次の選択肢から1つ選びなさい。

 

ア.電話で最初に言う「今お時間よろしかったでしょうか」という表現は基本的に間違いです。「今お時間よろしいでしょうか」もしくは「今お電話よろしいでしょうか」と言います。

イ.電話で「明日のお約束は、午後2時でよろしかったでしょうか」と確認を得る取る場合は、基本的に「適切な表現」です。

ウ.電話で相手の名前を最初に確認するとき「〇〇様でよろしかったでしょうか」と確認を得る場合の表現は、基本的に「不適切な表現」です。

エ.電話で注文の最後に相手に支払いの確認をするときカード払いでお願いしますと初めにお客様が言っていないのに「カード払いでよろしかったですか」と了解を得る場合は、基本的に「不適切な表現」です。

オ.電話で「以前、お話した契約の件ですが、内容はこちらでよろしかったでしょうか」と、相手に了承を得る場合は基本的に「適切な表現」です。

【選択肢】

1.1つ

2.2つ

3.3つ

4.なし

【解答】4

(解説) 全て正しい記述です。

相手に確認や了承を得る時によく使われる言葉「よろしかったでしょうか」は「よろしいでしょうか」を過去形にすることによって、過去の了承事項にしてしまい、それを相手に押し付ける無責任な言い方です。安易に使わないことです。

 

[マナー]

手紙の書き出しには、四季折々の日本の季節を感じる美しい言葉があります。次の文章のうち1つだけ季節と合わないものがあります。どれですか。選びなさい。

1.まだまだ風は冷たいとはいえ、春の光を感じます。=2月

2.朝夕の涼風が心地よく頬を撫でます。=5月

3.山滴る季節を迎えています。=8月

4.今朝、道端の草に月の雫を見つけました。=11月

 

【解答】2

(解説)  「涼風」は秋の気配を感じたら使う言葉です。従って2は9月の手紙に書きます。