~江戸しぐさから学ぶ~
もしもし検定のNSGコーポレーション
「今に通じる都市」の知恵
百万都市の江戸は、言葉も習慣も異なる人々が全国から集まった異文化そのもでした。
国際化が進み様々な異文化が怒涛の様に流れ込んでいる現代の「都市事情」にも繋がる
不思議な感じがします。古き良き文化「江戸しぐさ」を今日は一緒に考えてみましょう!
江戸の異文化、当然起こる軋轢やトラブルを未然に防ぎ、人々が安心して楽しく暮らせる
様に江戸の町方(まちかた)のリーダー達は、様々な手立てを工夫しました。その一つが
「江戸しぐさ」です。目つきや表情、話し方や身のこなしによって思い(心)を表現する
方法なのです。
「肩引きしぐさ」 *人込み、狭い道で人とすれ違うとき、お互いに肩を後ろへ引くしぐさ
「傘かしげ」 *雨の日のしぐさで傘を人のいない方に傾けて、滴(しずく)で相手を
濡らさずにすむしぐさ
これらは、「お初(はつ)しぐさ」「稚児(ちご)しぐさ」と言われ、子供のうちに習得する
ものでした。もしもし検定、「ビジネスマナー」で、相手を思いやる気持ちを表現する「形」と
してNSGコーポレーションでは取り入れています。古き良きものを新しき時代に融合させていく
(温故知新)…大切な事ですね。 E.S