[言葉]禊(みそぎ)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
先日、知人の方と電話で話していたときに、『禊(みそぎ)』という言葉が出てきました。
誰しもがよく知っている言葉ですが、この言葉の語源を皆様はご存じでしょうか。
私はその方に教えていただいて初めて知りました。
『禊(みそぎ)』の言葉の意味は
海や川、滝の水で身体を清め、罪や穢(けが)れを洗い流すことです。
次に語源です。古事記の時代にまでさかのぼることを初めて知りました。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、
亡くなった妻、伊弉冉(いざなみ)にどうしても逢いたい一心で、黄泉の国を訪ねます。
そして、訪ねた後、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は筑紫の日向(ひゅうが)で、
身体についた穢れを祓い清めました。
『身を水で洗って清める → 身濯(みそそぎ)』の略と考えられているそうです。
この伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉(いざなみ)は日本で初めての夫婦と言われていて、
宮崎に二人を祀った『江田神社』があるそうです。
この江田神社の敷地の中に、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が
黄泉の国で穢(けが)れた身体を清めるために身を沈めた『みそぎ池』があり、
その『みそぎ池』に咲く睡蓮の花がとても美しいそうです。
私が社会人になってから細々と御朱印をいただいているので、
『コロナが落ち着いたら、絶対、行ってみてほしい。』と、宮崎出身のその方から、言われました。
言葉一つから、そしてちょっとしたコミュニケーションから、知識や世界が広がっていきます。
もしもし検定にも、筆記試験にマナーの項目があります。
神社のお参りの仕方(二礼二拍手一礼)、どうだったかな?と調べてみるのも楽しいですね。
今日も笑顔☆
M.O