[もし検チャレンジ]もうすぐ4級試験!
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
今日も風が爽やかで少しひんやり、過ごしやすい気温です。もうすっかり秋なんですね。
ところで、季節とは関係ありませんが、今日9月28日はパソコン記念日だそうです。
1979年(昭和54年)の今日、NECさんがパーソナルコンピューター、PC-800シリーズを発売し、
パソコンブームの火付け役となったそうです。
今、パソコンは私達の生活の中でなくてはならないものです。
スマホもパソコンが小さくなって、その小さな機械に通話機能もついたのですから、
文明の利器の進化、日進月歩はスゴイ!と改めてしみじみです。
さて、今日も4級の過去問を1つご紹介いたします。日本語です。
【問題】日本語 第3版 電話応対技能検定3・4級公式問題集
一般的に「きく」に3つのタイプがあると言われます。
表面的に音としてきく「聞く(Hear)」、集中して問題意識をもってきく「聴く(Listen)」、
疑問点を問う「訊く(Ask)」の3タイプです。
次の中で、「聴く(Listen)」タイプのものはどれですか。1つ選びなさい。
1.「何か、おききになりたいことはありますか」
2.「こちらの声はよくきこえていますか」
3.「正直に内情をお話ししますので、おききくださいますか」
4.「昔から気がきかなくて申し訳ありません」
さて、解答・解説です。
『聴く(Listen)』タイプのものは『3』です。
1.の「きく」は、訊ねるとか質問をするという行為なので、アスクする、つまり「訊く」にあたる。
こちら側の情報を完成させるとか、相手の情報や意思を詳しく深く掘り下げていくとか、
こちらの認識の程度を相手に知らせるとかの働きがある。
2.は「聴力」に関することなので一見「聴く」と思いがちだが、どちらかというと意味の把握は必要とせず、
物理的に音を聞きとるタイプなので、ここでは「聞く」。
4.は「気が利く」と漢字で表すように、「機能する」という意味の「きく」である。
その点、3.の「きく」は、話の内容を傾聴するという意味なので「聴く」タイプである。
つまり、「聴く」は、相手の話を整理しながら、分析をしながら、しっかりと意識して聴くので、
どちらかと言うと「頭できく」ことである。
一般にコミュニケーションで重要な「きく」は、「聴く」と「訊く」と考えられ、
この2つの連携でコミュニケーションは深まる。
皆様、如何でしたでしょうか。
この3つの「きく」は、もしもし検定では、1級まで、とても大切にされている内容です。
今日も笑顔☆
M.O