[もし検チャレンジ]1級試験☆(No.4 日本語)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
皆様に1級の過去問題をご紹介いたします。
日本語です。
【問題】
「伝えたこと」は「伝わる」と思うのは、コミュニケーションの最大の誤解だと言います。
電話でも、「そんなことは聞いていない」「いいえ、確かに申し上げました」
というやり取りがよくあります。確かに伝えていても、お客様に「聞いていない」と言われれば、
それは伝えなかったと同じことです。
下記に、なぜ伝えたことが伝わらないのかの理由を10あげました。
この中で適切でない理由がいくつありますか。次の1~4の中から1つ選びなさい。
ア.伝え手が伝えたいことを十分に理解していない
イ.自分が言いたいことばかり話していて、聞き手が聞きたいことを話していない
ウ.早口で一方的にぺらぺら話すために話についていけない。質問もできない
エ.ことばを探すようにゆっくり話すのでかえって分かり難い
オ.話の組み立てが悪いので何を言いたいのかがさっぱり分からない
カ.もうわかっていることを、また繰り返して言うのでイライラする
キ.意味のつながりに関係なくぶつぶつ切って話すので聞き難い
ク.専門語や外国語、難しい漢語を多く使うので理解し難い
ケ.声が高過ぎたり低過ぎたりかすれたりで聞き難い、発音が悪くことばがはっきりしない
コ.抽象的な理屈っぽい話で頭に残らない
1.1つ
2.2つ
3.3つ
4.4つ
さて、正解は『2』です。
伝わらない理由としてはエとカが不適切です。
話しことばは、少し低めの声でゆっくり話すときに一番伝わります。
また話は1回聞いただけではなかなか伝わりません。
大事な要件はくり返し伝えることが必要です。
したがって、2が正解です。
※2011.5月号 テレコムフォーラム掲載問題(2011年4月1級試験より)