[もし検チャレンジ]3級・4級試験(No.11 日本語)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
皆様に、3級・4級の過去問題をご紹介いたします。
日本語です。
【問題】
新人の先輩等に対する言葉づかいに関する記述です。次の中から正しい記述を1つ選びなさい。
1.親しい先輩に敬語を使うと心の距離ができてしまい、友達言葉を使うことで親しみがわくので
仕事に慣れてきたら言葉は崩して良い。
2.「マジ?」「ヤバい?」という言葉は、そのまま使わず
「マジですか?」「ヤバいですね」と、丁寧に言うようにする。
3.部長が経理の渡辺さんをニックネームで「なべさん」と呼んでいるので、
新人の自分も早くまわりにとけ込むために「なべさん」と呼んだ。
4.終業後、先輩と飲み会やカラオケに行った際、「会社ではないから気軽にいこう」
「無礼講で楽しくやろう」と言われても、会社の延長と考え言動には注意する。
※2011.2月号 テレコムフォーラム掲載問題(2011年1月3級試験より)
さて、正解は『4』です。
1.先輩と後輩は対等ではありません。
親しくなるほどに心を引き締めて、どんなに親しくなっても、丁寧な言葉で会話を交わします。
2.学生時代の「マジ?」「ヤバい」をいくら「です」「ます」をつけて話しても、
それはあくまで学生言葉、流行語です。社会人は使いません。
3.学生時代は、ニックネームで呼ぶと親しみがわくと思うかもしれませんが、
会社は遊び仲間の集まるところではありません。
上の人が下の人をニックネームで呼んでいても、「渡辺さん」と呼ぶようにしましょう。
渡辺さん本人から、「みんなと同じように『なべさん』と呼んでください」と言われたら
「なべさん」と呼ぶのは差し支えません。
しかし、その場合も、一緒にいる人等の「場」によっては、「渡辺さん」と呼ぶようにします。
4.いくら会社を離れた飲食の場であっても、そこに居る人は会社の人ばかりです。
どんなにアルコールが入っても、カラオケでにぎやかな雰囲気になっても、会社の延長と考え、
崩れた言葉づかいや傷つける発言、失礼な態度をとらないように、言動には気を付けましょう。
したがって、4が正解です。