[間違えやすい問題]もしもし検定 2025年5月3級☆
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会から
5月3級の正答率が低かった問題が2問、公開されました。
是非、ご覧になって、試験対策、学習にお役立てください☆
【1問目】
お客様を相手とする会話で、相手から返事をもらいたいときの
「返事」の言い方として、適切な敬語のきまりはどれですか。
次の中から1つ選びなさい。
1.「返事」には「お」を付ける。
2.「返事」には「ご」を付ける。
3.「返事」には「お」も「ご」も付けない。
4.「返事」には「お」または「ご」を付ける。
正解です。
【正解】4
この会話のケースでは、「返事」は、
お客様が言うものなので、基本的に尊敬の接頭語が必要です。
このとき、「お」が付くか、「ご」が付くかは、
原則は「和語には”お”、漢語には”ご”が付く」という大原則があります。
ところが、日常よく使われている漢語の中には
「ご」も「お」も両方が使われている言葉があります。
「ご勉強 = お勉強」
「ご退屈 = お退屈」
「ご通知 = お通知」
などなど多数あります。
「返事」もそういう傾向の言葉です。
また、「返事」「報告」「電話」「手紙」など
コミュニケーションで交わすものには、
もらう場合もさしあげる場合も
接頭語が付くというきまりがあります。
その意味で「返事」は
「お返事」「ご返事」の両方とも適切です。
従って、正解は、4.です。