[もし検チャレンジ]2級試験(No.47 日本語)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
皆様に、2級の過去問題をご紹介いたします。
日本語です。
【問題】
言葉の用い方として問題のないものはどれですか。1つ選びなさい。
1.「今度の大雨では、川の警戒水位が10年ぶりに超えました」
2.「ジンクスと言えば、このペンで手紙を書くと決まっていいことがあるの」
3.「あなたは何と耳ざわりのよい声をしていますねぇ」
4.「入社してしばらくは大人しくしていたけど、とうとう馬脚を現したね」
※2023.3月号 テレコムフォーラム掲載問題(2級問題より)
さて、正解は『4』です。
言葉はすべてニュートラルな意味を持つものばかりではなくて、言葉の由来や習慣から、
プラスの価値で用いるものと、マイナスの価値で用いるものとがあります。
✖ 1.絶対的な決まりがある訳ではありませんが、
「〇〇ぶり」には、期待感があるものに使う方がいいでしょう。
✖ 2.「ジンクス」は、決まって何か悪いことが起こる場合に使います。
✖ 3.近頃、「耳ざわり」が、「肌触り」「舌触り」につられて
「耳触り」と解釈されて、「よい」「わるい」と言うことがあります。
本来は「耳障り」で、不快な音のことです。「よい」ということはありません。
〇 4.隠しておきたい性質などが現れたときに用いるので、問題のない言い方です。