[困っている事シリーズ] おもてなし ~お茶の淹れ方・出し方~
もしもし検定のNSGコーポレーションです!
<困っている事シリーズ>何が正しいの?苦手なことの疑問にNSG講師がお答えするシリーズです。
第3回は、『おもてなし~お茶の淹れ方・出し方』です。
お茶出し(オーソドックスバージョン)
お茶は、お客様とのコミュニケーションを円滑にするものです。お茶の淹れ方・出し方で、その会社のよさも垣間見えます。それでは、流れを確認してみましょう!
①お茶を冷めにくくするため、茶碗にお湯を入れてあたためておきます。急須にはお茶の葉とお湯を入れ、1分ほど蒸らすとよいでしょう。茶碗のお湯はお茶を淹れる前に捨てておきます。②お茶の濃さが均等になるように、少しずつ順番に注いでいきます。お茶の量は茶碗の7分くらいを目安にしましょう。
③茶碗と茶托は別々にお盆に乗せます。
④ドアをノックし「失礼します」と声をかけて入室します。入室の際に軽く会釈するとよいでしょう。
⑤お茶をお出しする準備は、サイドテーブルかテーブルの下座側(入り口側)の端に盆を置いて行います。
⑥お盆の上で茶碗を茶托の上にセットします。
⑦できるだけお客様の下座(2~3名の場合、書類のある場合はその限りではない)から「どうぞ」と両手で静かに差し出します。お客様が話し中の場合は、声をかけず目礼のみにとどめましょう。茶碗に絵柄がある場合、絵柄をお客様に向けてお出しします。
お茶出し(今時あるあるバージョン)
先ほどご紹介した従来型に加え、現在ではこのような応対に変化しているところもあります。
①インサートカップをホルダに取り付けて出す
・取っ手はお客様からみて右に
・マドラーはコーヒーのブラックの場合、外さなくても良いように奥に差し込みます
②紙コップ
継ぎ目をお客様の正面にして出さないように気を付けます
③ペットボトル(小さいサイズ)
お客様にそのまま持ち帰っていただく様に、小さめのペットボトル(300mlなど)を渡している企業も多くあります