秋霖(しゅうりん)ー時候のあいさつー

もしもし検定のNSGコーポレーション

 

もしもし検定試験問題に頻繁に出没する、日本の文(ふみ)の文化。

手紙、時候の挨拶の一つを紹介します。「秋霖(しゅうりん)の候」、

素敵な響きですね。

秋、幾日にもわたって降り続く雨。秋の長雨(秋雨)の事を言います。

 

俳句では秋の「季語」、そして手紙の「時候の挨拶」季節の言葉として

日本の四季を趣のある言葉として古くから伝わってきました。

 

気象庁の予報用語「季節現象」では、

「秋雨」の事を「概ね8月後半から10月にかけての現象だが地域差がある」

とされています。

 

秋にじとじとと雨が降っている時

まさしくその頃が「秋霖(しゅうりん)の候」時候の挨拶になります。

曼殊沙華 (彼岸花)

 

日本の四季折々、古くから継承されている「文(ふみ)の文化」

デジタル化の進んでいる今だからこそ、古き良き美しい言葉として

私たちの心に残しておきたいですね。

 

E.S