[間違えやすい問題] もしもし検定 2025年1月3級

もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会より、
1月3級の正答率が低かった問題2問が公開されています。
3級を受験された方は、ぜひ答え合わせをおこなってみてください!

 

【1問目】

電話の相手(お客様)が、とても動揺しているようです。そこで次の選択肢のように声を掛けました。

敬語として不適切なのはどれですか。1つ挙げなさい。

 

1.「どうかされましたか」

2.「どうかなさいましたか」

3.「どうかいたしましたか」

4.「どうかなさったのですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【正解】3

【解説】

相手主体の動作「する」という動詞を尊敬表現で言えていれば問題はありません。

1.「される」は、サ変の動詞に尊敬の助動詞「れる」が付いた形で問題はありません。

2.「なさる」は、「する」の尊敬動詞で、敬意の高い表現で問題はありません。

3.「いたす」は、「する」の謙譲動詞で、相手の動作に使うのは敬語の間違いです。

4.「なさった」は、「する」の尊敬動詞「なさる」の過去形で、問題ありません。

従って、3.が不適切な表現です。

 

 
【2問目】

受信した電子メールの本文に記載されていたURLをクリックしたところ、画面に次の図のような
メッセージが表示され、パソコン上のどのファイルも開かなくなってしまいました。
これはどの攻撃によるものですか。次の中から1つ選びなさい。

(メッセージ)
このPCはロックした。ロックの解除にはパスワードが必要となるため
48時間以内に振込せよ。振込が無い場合は、ロックが解除できない。
振込方法は以下のとおり…(中略)

 
1.ワーム
2.トロイの木馬
3.マクロウイルス
4.ランサムウェア

 

 

 

 

 

 

 

 
【正解】4
【解説】
ランサムウェアは、悪意のあるソフトウェア(マルウェア)の一種で、感染したコンピュータやデータを暗号化し、(ランサム)を要求します。支払いが行われない場合、データが削除されるか、永続的にロックされることがあります。
1.ネットワークを通じて自己複製し、他のコンピュータに感染するウイルスです。
2.無害に見えるソフトウェアに偽装し、ユーザーが実行することで悪意ある動作を行うプログラムです。
3.などのアプリケーションのマクロ機能を利用して感染するウイルスです。
4.コンピュータやデータをロックし、身代金を要求するウイルスです。