[もし検チャレンジ]もうすぐ3級・4級試験!
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
本日、3級・4級の過去問題をもう一つ、ご紹介いたします。
日本語です。
【問題】日本語 第4版 電話応対技能検定3・4級公式問題集
共通語の発音の基本的な知識を問う問題です。次の4つから、正しいものを1つ選びなさい。
1.日本語のアクセントは方言による違いはない。
2.日本語のアクセントは基本的には高低の位置が決め手である。
3.日本語の共通語のアクセントには頭高、中高、尾高の3つのタイプがある。
4.日本語のアクセントは基本的には、1つの語に1つのアクセントと決まっている。
さて、解答・解説です。
正しいものは『2』です。
1.✖
例えば「東」は、共通語で平板、関西弁では頭高のアクセントになります。
このように方言によってアクセントが違う例はいくらでもあります。
2.〇
世界の言語の主なアクセントは、
英語やドイツ語のような、音の強弱の変化が問題となる「強さアクセント」(stress accent)と、
日本語や中国語のような、音の高低の変化が問題となる「高さアクセント」(pitch accent)とがあります。
日本語は高低が決め手です。
3.✖
平板のタイプが加わって4つのタイプが正解です。
4.✖
アクセント辞典を調べればわかるように、複数のアクセントを持つ語がかなりあります。
例えば「話し方」には中高・平板・尾高の3タイプが載っています。
皆様、如何でしたでしょうか。
私たちは日常生活で、平板、頭高、等と言った言葉を使うこと、ほとんどありませんよね。
初めて聞いた、こんな言葉!という方も沢山いらっしゃると思います。
でも、こんなアクセントの問題も、もしもし検定では出題されています。
お相手にきちんと正確に伝えるためには、確かに、アクセントが違うことによって、
違う意味で相手に伝わってしまう、理解してもらえないこともあります。
この問題を機会に、アクセント、発音にはこんな言葉、知識があるのだナァと、
あまり深く考えず、サラッと、自分の知識が増えた!ラッキーの感覚で行きましょう。
3級・4級試験は、いよいよ来週の11月10日の水曜日です。
皆様、この週末、きっと最後のラストスパート、追込みですね。
応援しています!
追込みの勉強も笑顔☆☆☆
M.O