[もし検チャレンジ]1級試験☆(No.22 カウンセリング)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
皆様に、1級の過去問題をご紹介いたします。
カウンセリングです。
【問題】
カウンセリングにおいて重視する「共感」に関する記述のうち、
次の中から適切なものを1つ選びなさい。
1.共感とは、相手の怒りや不安などを自分のこととして感じることである。
2.共感とは、相手の立場に自分を置くことで、自分とは異なる相手の感情を体験することである。
3.共感を示す際は、相手の気持ちを「わかる」という感覚を持ちそれを示すことが大事である。
4.共感を示す際は、相手の感情に巻き込まれてしまうことも時には有用である。
さて、正解は『2』です。
1.不適切。
相手の怒りや不安などを自分のこととして感じるのは「同情」である。
自他混同であり、自分も相手と同様に感情的なると、冷静に対処できなくなる。
2.適切。
記述の通り。
3.不適切。
他者の気持ちを「わかろう、わかりたい」と相手の話を傾聴することは大事であるが、
他者の気持ちを完全に「わかる」ことはできないので、わかると言ってはいけない。
4.不適切。
相手の感情に巻き込まれず、冷静に応対することが大事である。
※2020.7月号 テレコムフォーラム掲載問題(1級問題より)