[もし検チャレンジ]1級試験☆(No.25 個人情報)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
皆様に、1級の過去問題をご紹介いたします。
個人情報です。
【問題】
個人情報保護法のいわゆるオプトアウトに関する次の記述のうち、
誤っているものを一つ選びなさい。
1.オプトアウトとは本人が識別される個人データの第三者への提供について、
本人の求めに応じて停止できることを事前に告知等すれば、
本人の事前同意なしに第三者提供できることをさす。
2.オプトアウトは法第23条(第三者提供の制限)の例外規定によるものである。
3.オプトアウトによる第三者提供について、個人事業保護委員会への届け出を
しなければならない事業者には、いわゆる名簿業者も含まれる。
4.個人データの第三者提供の停止や本人の求めを受け付ける方法は、
あらかじめ、本人に通知しなければならない。
さて、正解は『4』です。
個人情報取扱事業者が個人データの第三者提供をするためには、
あらかじめ本人の同意を得るのが原則ですが、
あらかじめ本人に対して個人データを第三者提供することについて
通知または認識し得る状態にしておき、
本人がこれに反対しない限り、同意したものとみなし、
第三者提供をすることを認めることを、「オプトアウト」といいます。
個人情報保護法においては、個人情報取扱事業者は、
第三者に提供される個人データについて、
本人の求めに応じて当該本人が識別される個人データの第三者への提供を
停止することとしている場合であって、本人の求め受け付ける方法を、
あらかじめ、「本人に通知」するか、または継続的にホームページにおいておくなど
「本人が容易に知り得る状態に置いている」ときは、
当該個人データを第三者に提供することができることとされています。
よって、誤りは4です。
※2022.7月号 テレコムフォーラム掲載問題(1級問題より)