[もし検チャレンジ]1級試験(No.26 日本語)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
皆様に、1級の過去問題をご紹介いたします。
日本語です。
【問題】
話し言葉を多く使う仕事では、発音について意識を強く持つことが大切です。
次は、日本語の「有声音」(声帯の振動でつくる音)と
「無声音」(声帯の振動でつくらない音)についての記述です。
四つの中で間違っているものがあります。
どれですか。一つ選びなさい。
1.母音は有声音である。
2.半母音は有声音である。
3.撥音(=「ン」)は有声音である。
4.子音は無声音である。
※2023.7月号 テレコムフォーラム掲載問題(1級問題より)
さて、正解は『4』です。
音(音素)は、有声音(声帯の振動でつくる音)と、
無声音(声帯の振動でつくらない音)とに大別されます。
有声音には、母音、半母音(ヤ・ユ・ヨやワの頭音)、
撥音または撥ねる音(ン)、さらに有声子音があります。
一方、無声音は無声子音だけです。
したがって、1~3は正しい記述です。
ところが、4の記述では、子音には、
有声子音(ガ行・ザ行・ダ行・ナ行・バ行・ラ行のそれぞれ頭音)と、
無声子音(カ行・サ行・タ行・ハ行・パ行のそれぞれ頭音)の
両方があります。
したがって、4が間違った記述になります。