[もし検チャレンジ]3級・4級試験(No.36 日本語)

もしもし検定のNSGコーポレーションです☆

 

皆様に、3級・4級試験をご紹介いたします。

日本語です。

 

【問題】

次の慣用の語句を含んだ表現で問題のないのはどれですか。次の中から1つ選びなさい。

 

1.「気が置けない同僚ばかりの職場なので、楽しく働いております」

2.「郷里から送られてきたお菓子です。部長、ほんのおすそ分けですがいかがですか」

3.「受験シーズンは、あちこちで悲喜こもごもの光景が見られますね」

4.「無事に契約が済んで、肩をなでおろしています」

 

※2016.5月号 テレコムフォーラム掲載問題(3級問題より)

 

 

 

 

 

 

さて、正解は『』です。

 

1.「気が(の)置けない」は、気が許せる、遠慮する必要がないという意味で、

ここでは問題のない遣い方です。

 

2.「おすそ分け」は、もらい物をさらに人に分け与えることですが、

上司の部長には相応しい使い方ではありません。

 

3.「悲喜こもごも」の漢字は「交々」で、一人の人間の中で悲しみや喜びを味わうことです。

悲しんでいる人もいれば喜んでいる人もいるという意味ではありません。

 

4.「肩をなでおろす」は「肩の荷をおろす」と混同した表現で、「胸をなでおろす」が正しい表現です。

 

したがって、1が正解です。