[もし検チャレンジ]3級・4級試験(No.40 日本語)
もしもし検定のNSGコーポレーションです☆
皆様に、3級・4級の過去問題をご紹介いたします。
日本語です。
【問題】
「きく」という行為に使われる、聞く、聴く、訊くの3つの表記はそれぞれに意味が異なります。
下記の4つの文例に使われている「きく」のうち、「聴く」で表すのには不適切なものが1つあります。
どれですか。選びなさい。
1.良い電話応対とはお客様の話をよく「きく」ことだ。
2.お客様に用件を「きいた」。
3.大事な話なのでメモをとりながら「きいた」。
4.毎年、暮には第九を「きかない」と年が越せない。
※2017.6月号 テレコムフォーラム掲載問題(3級問題より)
さて、正解は『2』です。
3つの「きく」のうち、
「聞く」は音として耳に入ってくるものを聞く。
「聴く」は意識的に集中してきく。何を言ったかより何を言いたいのかまで整理しながらきく。
「訊く」は、聴いたことから更に訊いて、不足情報まで聞き出すこと。
そう定義づけると、2の「お客様に用件をきいた」だけは、「聴く」ではなく「訊く」です。
したがって、2が正解です。