[もし検チャレンジ]3級・4級試験(No.72 日本語)

もしもし検定のNSGコーポレーションです☆

 

皆様に、3級・4級の過去問題をご紹介いたします。

日本語です。

 

 

【問題】

言葉で仕事をする職業の人は、「~語」という用語に触れる機会が多いものです。

次の四つの選択肢の中に、用語の説明文として間違っているものがあります。

どれですか。一つ選びなさい。

 

1.文章を書くときの言葉で、口語に対する言葉は「文語」と言う。

2.方言ではなく、国内全般に通用する言葉は「共通語」と言う。

3.昔は普通に使われたが、現代ではほとんど使われなくなった言葉を「死語」と言う。

4.一時期流行って使われ、言葉の乱れの要因の一つになる言葉を「俗語」と言う。

 

※2023.6月号 テレコムフォーラム掲載問題(3級問題より)

 

 

 

 

 

 

さて、正解は『』です。

 

1.「口語」は「話し言葉」とも言われ、

それに対して文字で伝える言葉は「文語」と言われます。

(また、「書き言葉」とも言われる)

 

2.戦前は「標準語」とも言われましたが、

「方言」が下位にあるように感じられるために、

現在は「共通語」と言われています。

 

3.言葉にも命があるように、

時代によって生まれたり、変化したり、消滅したりします。

例えば、「旅籠(はたご)」がすたれて「ホテル」が一般的になった場合、

「旅籠」は「死語」とか、まれに「廃語」と言われます。

 

4.この説明は、「流行語」が正しい。

「俗語」は、流行ったかどうかの視点ではなく、

フォーマルか否かという視点で言われます。

ある集団だけで使われる「隠語」が一般化したものを

「俗語」と言うことが多い。

ある集団でもともと使われていた、

警察のことを「サツ」、情報のことを「ネタ」などと言う言葉は、

今ではドラマ等を通じて一般化している。

 

したがって、4.の説明文が間違っています。