[アサーション]例えば、こんな風に問題が出ています

もしもし検定のNSGコーポレーションです☆

 

今日は9月15日。

カレンダーを眺めていて、ふと、あっ、、と思いました。以前は今日、敬老の日だったのですよね。

2003年から第3月曜日に変更になりました。今日は以前の敬老の日のせいか、優しいお天気です。

 

さて、昨日、アサーションのことを少しお話しましたが、

今日は、実際にもしもし検定でどんな風に問題が出ているのか、一つ、ご紹介いたしますね。

 

 

【問題】電話応対技能検定1・2級公式問題集 2019年版   2級 第37回

アサーティブなコミュニケーションとは、自分も相手も尊重した上で、

自分の要望や気持ちを率直に表現する考え方です。

とはいえ、自分が感情的になりそうな場面や相手と対立してしまいそうな場面で、

自分の感情を表現することには注意が必要です。

ネガティブな感情を相手に伝えるときのアサーティブな考え方として、

正しいものを次の中から1つ選びなさい。

 

1.怒りなどのネガティブで強い感情を表現すると相手を傷つけることになるので、

なるべく表情や態度で示して、相手に察してもらうことがアサーティブである。

 

2.仕事を抱え込んで悩んでいる時に、「実は〇〇で困っている」と自分の正直な気持を言葉にして

周囲に助けを求めることは、アサーティブな感情表現である。

 

3.誰かの行動ややり方に失望したときは、「とても迷惑です」「あなたには失望した」

とはっきり伝えることはアサーティブな表現といえる。

 

4.気の進まないイベントや飲み会であっても、相手が誘ってくれたのであれば、相手の気持ちを尊重して

「ありがとうございます」と言ってお誘いを受けることがアサーティブな表現である。

 

 

 

 

 

さて、解答・解説です。

正しいものは『2』です。

アサーティブなコミュニケーションは、自分も相手も尊重した考え方に基づいています。

1.はネガティブな感情だからといって

態度で示して察してもらおうとするのはアサーティブな考え方ではありません

2.は自分の状況を適切な言葉にして表現しているのでアサーティブです。

3.は「相手が迷惑だ」「あなたに失望した」という表現は、

相手を攻撃する表現なので、アサーティブではありません

4.は相手の気持ちを尊重していますが、

自分の気持ちにフタをしているため、自他尊重のアサーティブにはなりません

したがって正しいものは2.となります。

 

皆様、如何でしたでしょうか。

例えばこんな風に問題が出ているということを今日は一つご紹介いたしました。

今日も笑顔☆

M.O