[困っている事シリーズ]社員の家族から電話がかかってきたとき

もしもし検定のNSGコーポレーションです☆

 

先日、オンラインで打合せをしているときに、新入社員さんの話になりました。

このコロナ渦で社会人生活がスタートし、勤務はほとんどがリモート、在宅勤務です。

出社の日は中々ないため、上司、先輩、他の同期の仕事ぶりを

間近で学ぶ、参考にできる機会をほとんど持てない、そんな話になりました。

 

とある日、出社している新入社員さんが電話に出たところ、部長の奥様からだったそうです。

その新入社員さんは奥様に『部長の○○は、、、』と話していたそうで、

そばにいた上司、先輩は電話応対を聞きながら、あわあわしてしまったそうです。

皆様も職場でこんな状況に遭遇したことがきっとあると思います。

そして、新入社員の皆様は

『こんなとき、なんて言えばヨカッタの?』

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

【社外の方から電話がかかってきたとき】

社外の方から電話がかかってきたときは、

たとえ自分の会社の社長宛に電話がかかってきたとしても、敬称をつけず、謙譲語で話します。

 

〇 『社長の五十嵐はただいま、外出しております。』

 

✖ 『五十嵐社長はただいま、外出していらっしゃいます。』

 

【上司のご家族から電話がかかってきたとき】

上司(社員)のご家族から電話がかかってきたときは、上司(社員)に敬称をつけ、尊敬語で話します。

例えば、部長の奥様から電話がかかってきたときには、

 

〇 『飯野部長にはいつも大変お世話になっております。飯野部長はただいま、会議中でいらっしゃいます。

   あと30分ほどでお戻りになるご予定です。いかがいたしましょうか。』

 

✖ 『部長の飯野はただいま、会議中でございます。あと30分ほどで戻る予定です。いかがいたしましょうか。』

 

如何でしょうか。

こうしてフレーズを見ると、そんなに難しくない、と思っていただけたのではないでしょうか。

一つフレーズを覚えると、自信を持って対応することができます。

また、今回の事柄は、もしもし検定の筆記試験、実技試験にもよく出てきています。

参考になさってみてください。

M.O