[間違えやすい問題] もしもし検定 2021年11月3級

11月のもしもし検定受験、おつかれさまでした。合否通知もお手元に届いている頃かと思います。

もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会より、
11月3級の正答率が低かった問題2問が公開されています。
3級を受験された方は、ぜひ答え合わせをおこなってみてください!

【日本語】
以下の4つの器官のうち、発音に直接か関わらないものはどれですか。1つ選びなさい。

1.横隔膜
2.舌
3.歯
4.唇

【解答】1
(解説)
発声には、呼吸・声帯振動・共鳴の過程で、肺・気管・声帯・喉頭・咽頭・鼻腔そして横隔膜や胸筋などが直接関わります。さらにその声を「音(おん)」にするのは、 唇・歯・口蓋・舌・鼻腔などの調音器官です。したがって、明瞭に発音をするためには、2.3.4.の方が直接関係あり、1.「横隔膜」は直接関わりません。ただし、「横隔膜」の動きは、息をたっぷり吸う「腹式呼吸」の直接の動力になるので、「発声」には重要な器官です。

【電話】
お客様(鈴木様)からの電話を受けました。次の(    )部分はどのような言い方をしますか。正しい言い方を1つ選びなさい。

「担当の山田はあいにく出かけております。鈴木様からお電話を頂くかもしれないことは山田から( )おります」

1.承って
2.伺って
3.聞いて
4.お聞きして

【解答】3
(解説)
1の「承って」、2の「伺って」、4の「お聞きして」は、謙譲表現のパターンとみなされます。