[間違えやすい問題] もしもし検定 2022年9月3級
9月のもしもし検定受験、おつかれさまでした。合否通知もお手元に届いている頃かと思います。
もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会より、
9月3級の正答率が低かった問題2問が公開されています。
3級を受験された方は、ぜひ答え合わせをおこなってみてください!
1問目
コミュニケーションツールやSNSでは、チャット機能を利用できます。A社から商品を初めて購入したB社担当者から、チャット機能を利用して取引先からの納品確認をするメッセージを送信しようとしています。どのメッセージが最も適切ですか。次の中から1つ選びなさい。
1.本日はご依頼していた商品の納品日です。ご対応のほど、お願いいたします。
2.いつもお世話になっております。本日は先月ご依頼させていただいた商品の納品日になっております。
お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
3.今日は商品の納品ですよね?すぐに納品してくれ!
4.いまどのような状況なのか、全く分かりません。今日は納品日。
【正解】1
【解説】
コミュニケーションツールで利用するチャットは、電子メールとは異なるマナーになります。チャットでは、あいさつを長々と述べません。よって、2のように、「いつもお世話になっております」など、電子メールで使う慣習は利用されません。
また、ビジネスシーンに相応しい敬語を使うことも大切です。3のように口語表現や相手にプレッシャーをかけるような表現は利用しません。4では結論を先に記述するとよいでしょう。「納品日」を先に記述したほうがよく、何をしてもらいたいのか明確にすべきです。
2問目
オフィスの固定電話(部門の代表電話)に、取引先から担当者Aに電話がかかってきました。この部門では、原則、リモート勤務体制となっています。固定電話で応答した人が取引先に対して、伝える必要はない事柄を1つ選びなさい。
1.部門がリモート勤務体制になっていること。
2.担当者Aが自宅で業務をしていること。
3.担当者Aが会議中であること。
4.担当者Aが本日お休みであること。
【正解】2
【解説】
各企業・部門によってワークスタイルは様々です。社内外にワークスタイルを伝えることでスムーズなコミュニケーションが期待できます。また、リモート勤務中でも、会議中、外出中、休暇など長時間連絡がとれない状態である場合には、それを相手に伝えるとよいでしょう。リモート勤務では、自宅だけでなく、シェアオフィスやサテライトオフィスなど、様々な場所で業務を行います。どこにいても同じように業務が行えるワークスタイルが定着しつつあることから、「自宅」など場所を伝える必要はなく、取引先に場所を意識させない応対を目指したいものです。