[間違えやすい問題] もしもし検定 2023年1月3級
2月のもしもし検定受験、おつかれさまでした。
もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会より、
1月3級の正答率が低かった問題2問が公開されています。
3級を受験された方は、ぜひ答え合わせをおこなってみてください!
1問目
次の4つの選択肢の中で、1つだけ問題のない言葉の用い方があります。どれですか。
1.「なかなか、いさぎがよい態度でした」
2.「なかなか、いさぎのよい態度でした」
3.「少々、いさぎわるい態度でした」
4.「少々、いさぎよくない態度でした」
【正解】4
【解説】「いさぎよい」(潔い)という形容詞は、「いさぎ+よい」というような二語には
分けられない言葉です。他には「快い」も一語の言葉です。
1.2.3.は、「いさぎ+よい」「いさぎ+わるい」と言葉を分解して用いている。
4.正しい。形容詞の活用として「いさぎよくない」「うつくしくない」「しろくない」など
「語幹+くない」は文法として正しい。
2問目
次の4つの説明文のうち、個人情報保護法に照らし合わせたとき、誤って書かれているものを1つ選びなさい。
1.個人情報を含むファイルは、クラウドサービスを使用して保管することが、個人情報
保護法で推奨されている。
2.個人情報を含むファイルを受け渡しするときは、Eメールを利用してもよい。
3.個人データは正確かつ最新の内容を保ち、利用する必要がなくなったときは遅延なくデ
ータベースから消去するように努める。
4.個人データを、サーバーに保存していても、1台のパソコンに保存していても、個人情
報保護法の対象になり得る。
【正解】1
【解説】
1.個人情報保護法では、個人情報が含まれるファイルを保管するための具体的なシステムやツールについて、
明示されていません。
2.個人情報が含まれるファイルは、Eメールをはじめ、クラウドサービスを通じて受け渡しされますが、
高セキュリティなものを使用したほうがよいでしょう。
3.第22条 データ内容の正確性の確保等 に記載されています。
4.多くの場合、サーバーやパソコンに個人データは保存して運用されており、正しい記述です。