[間違えやすい問題] もしもし検定 2024年1月3級

2024年初めのもしもし検定受験、おつかれさまでした。

もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会より、
1月3級の正答率が低かった問題2問が公開されています。
3級を受験された方(4級の方も)は、ぜひ答え合わせをおこなってみてください!

 

 

【1問目】
へりくだって言う場合に、何にでも「~させていただく」が便利に使われているようですが、
相応しくないケースもあります。選択肢の中でどれが問題のある使い方ですか。
次の中から1つ選びなさい。

1.(来店のお客様に)
「開店10周年のため、今日から1週間、バーゲンセールをさせていただいています」

2.(来店のお客様に)
「来週月曜から3日間は、店内改装のため休ませていただきます」

3.(一緒に出張する上司に)
「私だけ、準備のため、前の日に行かせていただきます」

4.(理不尽な要求をする上司に)
「恐縮ですが、こちらにも少し言わせていただくことがあります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【正解】1
【解説】
「させていただく」は、基本的には相手に許可を求める場合に使います。
ただし、相手に迷惑がかかる場合、お断りの意味なら使えます。
1.バーゲンセールは、来店のお客様が喜ぶ催しです。
「値上げ」の場合なら適切な使い方になります。
2.お客様に許可を求める必要はありませんが、利用が出来ないことを
断る言い方として適切でしょう。
3.上司の許可を得る必要があり、最も適切な使い方です。
4.こちらの言い分を聞いてもらうのですから、許可やお断りのケースに当たります。
従って、問題のある使い方は1.です。

 

 

 

 

 

【2問目】
挨拶はコミュニケーションの基本です。感じのよいお辞儀のポイントとして、
誤った記述はどれですか。次の中から1つ選びなさい。

1.姿勢を正し、相手に足先を向ける。
2.相手とアイコンタクトをとる。
3.挨拶の言葉の終わりから上体を倒す。
4.上体を倒すときは頭も深く下げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【正解】4
【解説】
お辞儀をするときは、背筋を伸ばした状態で、腰から上体を傾けます。
頭を深く下げると猫背になり、覇気がなく見えてしまいます。