[間違えやすい問題] もしもし検定 2024年5月3級

5月のもしもし検定受験、おつかれさまでした。

もしもし検定を主催している公益財団法人日本電信電話ユーザ協会より、
5月3級の正答率が低かった問題2問が公開されています。
3級・4級を受験された方は、ぜひ答え合わせをおこなってみてください!

 

【1問目】

ビジネス・コミュニケーションでは「わかりやすく」話すことが求められます。「わかりやすさ」にも多様な側面が
ありますが、「誰にもわかる」ことは、理解度の違う複数の聞き手に話す場合に特に大切です。
そのための配慮として、ふさわしくない考え方を次の中から1つ選びなさい。

 

1.特に全国向けの放送で言葉を共通語にするのは、“誰にもわかる”ということを目指しているからである。

2.地方の会社のお客様応対でも、“誰にもわかる”ために方言を使わず共通語に統一した方がよい。

3.ビジネスシーンで、専門用語や流行語、隠語などを使わない理由の一つは、“誰にもわかる”ことにならないからである。

4.大勢の前で話す場合は、その集団の平均的な理解度より少し水準を下げて話せば“誰にもわかる”ことに近づく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【正解】2

【解説】

一言で「わかりやすい」と言っても、「誰にもわかる」「すぐわかる」「確かにわかる」「いつまでもわかる」などの側面が考えられます。
不特定多数や多様な人に話す時は特に「誰にもわかる」ことに留意することが大切です。

1.3.4.は一般論として選択肢の通りですが、2.は「方言」の方が共通言語である場合が多く、細やかなニュアンスや親しみやすい応対のためには、「方言」を否定すべきではありません。

なお、4.の選択肢で、仮に平均的レベルでは、相当、話に着いて行けなくなる人が出るはずであり、少しレベルを下げてやさしくゆっくり話すことを心掛けたいものです。

 

 

【2問目】

部長の机の上の携帯電話が鳴りだしました。部長は席から少し離れています。部長に声をかける場合、どのように言うのがよいでしょうか。
次の選択肢の中で、最も問題の無い言い方はどれか、1つ選びなさい。

 

1.「部長の携帯電話が鳴っていらっしゃいますよ」

2.「部長の携帯電話が鳴っておりますよ」

3.「部長の携帯電話が鳴っていますよ」

4.「部長の携帯電話がお鳴りですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【正解】3

【解説】

いくら部長の携帯電話でも、物に敬語を付けるのは行きすぎです。

×1.「いらっしゃる」は「いる」の尊敬語なので、機械の動作に付けるのはおかしいです。

×2.「おる」は「いる」の謙譲語Ⅱで、部長にとても丁寧に言っているので問題は無いようですが、部長の携帯電話は、部長と同体視される存在なので、謙譲的な表現をすると違和感を覚える人もいて、やや問題です。

〇3.敬語は丁寧語「ます」だけで、簡素な敬語遣いを目指す上で一番普通であり、相応しいでしょう。

×4.「お鳴り」は尊敬の「お」が付いた名詞です。これも携帯電話(物)の動作に尊敬表現を遣っていて間違いです。